<<一覧に戻る  

概要 :
カイロプラクティックを理解して、医療として患者に施術する理想的な方法がスコット・ハ ルデマン原編著のカイロプラクティック総覧に記載されている。それらを参考にして日本におけるカイロプラクティックパラダイムを構築していきたい。「カイロプラクティック療法とは 何なのか?」と言う質問に対して、適切な答えが返せるカイロプラクターになるためには、何が必要なのか、何を習得しどの様な態度で患者に接すればいいのか基本的な問題から考察して みた。私は「カイロプラクティック療法は治療行為ではなく治癒補助行為である。」と言う信念でこの研究を展開している。

キーワード:重要概念の統一、潜在能力、健康と病気、科学的態度、真の医療

:Abstract:

 


2001.vol2[page8〜]

Visual Basic によるバランス診断プログラムの開発

大藤 晃義、黒田 孝春、金綱 正司

Development of the Balance Analysis Program by Visual Basic

Teruyoshi DAITOH, Takaharu KURODA, Masashi KANETSUNA

概要 :
ギックリ腰や腰痛などの原因は身体の筋力、関節等のアンバランスの存在が考えられる。こ のようなアンバランスによって、身体は左右前後に揺れやすい。この揺れを測定するのが「重心動揺計」である。重心動揺を計測することによりギックリ腰や腰痛の予防は勿論、施術前後 の治療効果の確認にも利用が期待される。本報告では、試作された重心動揺計用に開発した計測診断プログラムについて述べる。

キーワード:Visual Basic、重心動揺、継時記録図、X-Y記録図、周波数分析

:Abstract:

 

 


2001.vol2[page12〜]

人体の筋力および重心動揺へ及ぼす筋紡錘刺激の影響

大藤 晃義、大場 弘、紅林 格、黒田 孝春、金綱 正司、片岡 真澄

Effects of stimulation for muscle spindles on muscular strength and body sway

Teruyoshi DAITOH, Hiroshi OBA, Itaru KUREBAYASHI, Takaharu KURODA, Masashi KANETSUNA, Masumi KATAOKA

概要 :
本論文は平成12年(2000年)6月25日(日)の木更津工業高等専門学校における公開講座 「人体のバイオメカニクス」への参加者の内の希望者(一般社会人群)23名および当日協力いただいた高専生(学生群)23名の合計46名を対象として、実験・計測を行った際の実験結 果の報告である。 下部腰椎の筋紡錘に対して押圧による刺激を与える前と刺激を与えた後の被験者の握力、中部三角筋力およびその際の筋電位、および重心動揺を測定した。 それらのデータを腰部の動態触診によって伸展制限グループと屈曲制限グループに分けて較・検討行った。その結果、下部腰椎の筋紡錘への刺激は、握力および中部三角筋力へは殆ど 差は現れず、筋電位および重心動揺における面積に差異が現れること等の結果が得られたので 報告する。

キーワード:下部腰椎、筋紡錘刺激、握力、中部三角筋力、重心動揺

 

:Abstract:

 


2001.vol2[page17〜]

腰部の体幹筋刺激による中枢神経系への影響、第2報
−腰椎可動性パターンとブラインドスポットの変化−

大場 弘、大藤 晃義、紅林 格、黒田 孝春、山本 尚司、野田 直子

The Central Effect of Spinal Muscle Stimulation; Segmental Motion Pattern and Blind-spot Change

Hiroshi OBA, Teruyoshi DAITOH, Itaru KUREBAYASHI, Takaharu KURODA, Hisashi YAMAMOTO, Naoko NODA

概要 :
著者らは、腰椎部のセグメントを押圧刺激しブラインドスポットの変化を観察した。23名 の学生被験者を腰部の動態触診によって二つのグループに分けた。すなわち、伸展運動に際して円滑な可動性を欠く伸展制限グループと、屈曲運動に際しての屈曲制限グループである。そ れらから二つのグループに対して同じ刺激方法で、最も可動性が減退しているセグメントに対して両側から押圧し支点とし、被験者に頭部の挙上運動そして両下肢の挙上運動を数回づつ指 示した。この刺激による中枢神経の反応を、刺激の前後でブラインドスポットの大きさの変化によって観察した。伸展制限グループにおいて良好な結果が得られた。また悪化した割合は、 伸展制限グループにおいて33%であるのに対して、屈曲制限グループでは62.5%であった。

キーワード:ブラインド・スポット、腰椎の運動制限、筋紡錘、中枢神経系への刺激効果

:Abstract:

 

 


2001.vol2[page21〜]

肩甲骨アライメントと頚部筋群との関係について

山本 尚司

Relation between scapula alignment and neck muscles

Hisashi YAMAMOTO

概要 :
頚部は頭部と体幹をつなぎ、機能的にも重要な役目を果たしている。臨床的にも肩や顎関節 からの影響をうけやすく左右の筋緊張にも差があることが多い。今回、頚部筋膜走行と肩甲骨のアライメントとの関係、および頚部の筋緊張を分析することで、頚部の上下部からの影響を 明らかにした。結果、肩の高低は水平面での変位も含めた3次元的な対応をしており、筋緊張と筋膜走行に至っても肩甲骨アライメントからの分類に分けられない多様な動態がみられた。 結果、頚部筋緊張の高さが、対側の頚部可動性を制限していることは明らかとなったが、肩甲骨との位置関係においては必ずしも短縮位にあるとは限らず、筋が伸長位にありeccentric に制動していることが考えられるケースがみられた。また、その頚部筋緊張においても上行性/下行性からの影響がみられ同じ緊張状態であっても、その要因たるは全く違うことが推察さ れた。臨床的にも、頚部に愁訴があっても、上下位からの因果関係を明らかにしておくことが、治療を円滑にすすめていけることにつながるものと思われる。

キーワード:頚部筋群、筋緊張、筋膜走行、肩甲骨、アライメント

:Abstract:

 

 

 


2001.vol2[page25〜]

日常臨床業務における表面筋電計による治療効果の査定

遠藤 光政

Outcome assessment in a private clinical practice by surface EMG application

Mitsumasa ENDO

概要 :
今日カイロプラクティック業界で用いられているさまざまな検査法の中で、科学的に有効性が証明 され、第三者に対して通用するものは数少ない。特に施術者が用いるテクニックにより検査法や治療対象部位が異なるカイロプラクティックの世界においては、外部の者が理解できる科学的検査法を採 用することが社会の信頼を勝ち得るための重要な要素である。今日多くのカイロプラクティック大学が、卒後教育プログラムに表面筋電計のプログラムを組んでいることからも察しられるように、伝統 的に筋の触診を最大の武器として業務を行ってきたカイロプラクターにとって、表面筋電計検査を日常臨床業務に取り入れることは自然な流れであると思われる。コンピューター技術の著しい進歩は、 表面筋電計がカイロプラクティック界において新たな強力な武器になる可能性を生み出した。表面筋電計検査の信頼度調査と実際の臨床の場における表面筋電計の採用を検討する。

キーワード:表面筋電計(SEMG)、客観的データ、科学的検査法、信頼度調査

:Abstract:

 


2001.vol2[page30〜]

長期施療にて完治した重症の肩関節周囲の炎症性障害 および肩腱板の腱炎等が示唆される1症例

後藤 繁義

A case study in chiropractic long-term adjustment severe shoulder joint tendinitis

Shigeyoshi GOTO

概要 :
肩関節の主な役割は手を機能的な位置に置くことであり、この役割を果たすためには運動の自 由度と筋の作用が必要である」と言われている。多くの肩関節疾患は潜行性に発症するし、突然に何かの人工的原因が加わって発症することもあり、使いすぎ症候群や退行性変化がみられ気づ かないうちに反復したストレスを受けていることもある。二時的に横隔膜性の刺激により肩関節の痛みを生じることもあるため、肩甲帯周囲筋の神経支 配や肩・上腕の感覚神経領域をもcheckして施療した1症例について報告する。

キーワード:肩関節、炎症性障害、肩腱板、腱炎、キネシオテーピング

:Abstract:

 

 

 

 

 

Copyright 2004 JSCC All Rights Reserved.